会議集録
本会議のWeb集録ができました。以下からダウンロードしてください。
開催趣旨
新天体捜索者会議は彗星・小惑星や新星・超新星をはじめとする"新天体"の発見・観測に興味を持つ方々と、各分野の研究者とが交流を持つことで、新天体捜索活動の学術的価値および文化的価値を高め、タイムドメイン天文学(時間領域天文学)のさらなる発展に寄与することを目的として、2015年から3年おきに開催してきました。
近年では自動化された大規模サーベイプロジェクトが、「数」という観点ではアマチュア天文家による新天体の発見を圧倒しています。しかし、そのような中にあってもアマチュア天文家によって発見された新天体から、その後の追跡観測・研究によって新しい科学的知見が明らかとなった例は数多く存在します。
このような新天体分野における捜索・観測・研究をさらに発展させるべく、4回目となる今回の新天体捜索者会議は、生涯に新彗星12個・新星11個を発見した本田實氏が拠点とし長年にわたり天文台主事を務めた倉敷天文台や、2019年に科学観測を開始し新天体の研究においても成果を挙げつつある国内最大の光学赤外線望遠鏡3.8mせいめい望遠鏡のある岡山の地において、6年ぶりに対面で開催いたします。新天体に興味を持つたくさんの方のご参加をお待ちしております。
日 時
2024年11月16日(土)13時〜17日(日)12時(予定)(1日のみの参加も歓迎です。)
会 場
倉敷科学センター
〒712-8046 岡山県倉敷市福田町古新田940
・第1会議室(メイン会場)
・研修室(サブ会場)
Zoomによるオンラインでの参加も可能です。(ただし、分科会など一部参加できないセッションがございます。分科会にもオンラインでご参加できる見込みとなりました。【10月17日記載】)
内 容
新天体捜索活動の紹介、新天体の研究発表、分科会、旧倉敷天文台スライディングルーフ観測室見学会、全体討議など
*プログラムの詳細は→こちら
招待講演・特別講演
「大学・アマチュア連携による近傍超新星のフォローアップ観測」
山中 雅之 さん(鹿児島大学)「突発天体(新星など)の爆発直後の分光観測」
田口 健太 さん(京都大学)参加・講演申し込み
どなたでも参加登録いただけます。
こちらの申し込みフォームからお申し込みください。
《申し込み締切》
講演(発表)申し込み:2024年11月1日(金)*延長しました。
参加申し込み:2024年11月8日(金)
定員(先着順)
メイン会場:70名(世話人含む)、サブ会場:40名(世話人含む)
オンライン参加:定員なし
参加費
参加費は無料です。
宿 泊
宿泊施設は用意しておりません。各自ホテルなどのご手配をお願いいたします。
集 録
会議集録(PDF版)を作成し、Webに公開します。集録(紙版・冊子)をご希望の方は、集録代(2,000円、送料込み)が必要です。参加申し込みの際にフォームから申請してください。
分科会
11月16日(土)に3つ分科会【彗星や小惑星(太陽系内の天体)・新星(銀河系内の天体)・超新星(銀河系外の天体)】を設定し、興味ある天体についての情報交換を行います。
情報交換会
11月16日(土)晩に「倉敷天文台」にて開催します。会費は5,000円(学生3,000円)を予定しています。
エクスカーション
11月17日(日)会議終了後に「京都大学3.8mせいめい望遠鏡見学ツアー(解説付き)」を予定しています。
主催・共催・後援
主催:新天体捜索者会議実行委員会
共催:倉敷市教育委員会(倉敷科学センター)・
特定非営利活動法人 日本スペースガード協会
後援:特定非営利活動法人 東亜天文学会
助成団体
本会議開催にあたって、以下の団体から支援されています(50音順)。