会議集録
本会議のWeb集録ができました。以下からダウンロードしてください。
開催趣旨
国際的な大規模プロジェクトが席巻する近年の天文学業界においても、アマチュア天文家によって発見された新天体が重大な科学的知見を与えてきた例は枚挙にいとまがありません。本会議は、彗星・小惑星や新星・超新星をはじめとする"新天体"の発見・観測に興味を持つ方々と、各分野の研究者とが交流を持つことで、新天体捜索活動の学術的価値および文化的価値を高め、タイムドメイン天文学のさらなる発展に寄与することを目的としています。
第3回となる今回は、新型コロナ感染が収束しきっていないことから、Zoomを利用した完全オンライン開催といたします。前回2018年以降の当分野の動向をとりまとめつつ、シチズンサイエンスたる新天体発見活動の輪を広げるべく、各分野の特徴やノウハウを情報共有する分科会も企画しています。興味を持つたくさんの方のご参加をお待ちしております。
日 時
2021年11月13日(土)13:00〜14日(日)17:00(開始、終了時刻とも予定)(1日のみの参加も歓迎です。)
開催形態
Zoom(*)を利用したオンライン会議
※Zoomで初めて接続される方向けに、後日、事前準備と当日の接続方について案内する予定です。
※会議室のURL(リンク)は、不正アクセスを防ぐため、開催前日の夜に参加者へ一斉に送信する予定です。
※Zoomホストは広島大学宇宙科学センターの世話人が担当します。
※Zoomが繋がらない講演者には電話の代用も考えておきたいと思います。
*:Zoom公式サイトから無料で最新版をダウンロードできます。
内 容
新天体捜索活動の紹介、新天体の研究発表、新天体観測の実践的な紹介、分科会、全体討議など
招待講演(敬称略)
「はやぶさ2が持ち帰った小惑星リュウグウのかけらから知りたいこと: サンプル分析における期待」
薮田ひかる(広島大学)「最近の捜索活動」
板垣公一(東亜天文学会)「LCO/GSPによる電子捕獲型超新星2018zdの観測研究」
平松大地(Center for Astrophysics | Harvard & Smithsonian)「私の超新星探し」
坪井正紀(広島天文協会/東亜天文学会)参加・講演申し込み
どなたでも参加登録いただけます。
こちらの申し込みフォームからお申し込みください。
《申し込み締切》
講演(発表)申し込み:2021年11月5日(金)
参加申し込み:2021年11月12日(金)
参加費
参加費は無料です。
集 録
会議集録(PDF版)を作成し、Webに公開します。集録(紙版・冊子)をご希望の方は、集録代(2,000円、送料込み)が必要です。参加申し込みの際にフォームから申請してください。
分科会
11月14日(日)に3つ分科会【彗星や小惑星(太陽系内の天体)・新星(銀河系内の天体)・超新星(銀河系外の天体)】を設定し、興味ある天体についての情報交換を行う予定です。
情報交換会
11月13日(土)宵に、Zoomを利用したオンラインの情報交換会を開催します。飲食物は各自でご用意ください。
主催・共催・後援
主催:新天体捜索者会議実行委員会
共催:広島大学宇宙科学センター(開催地世話人:中岡竜也、植村誠、川端弘治)
後援:東亜天文学会
助成団体
本会議開催にあたって、以下の団体から支援されています。