会議集録
本会議のWeb集録ができました。以下からダウンロードしてください。
ライブ中継
本会議の様子を『きたすばる★どっとこむ』よりライブ中継を行います。ご自由にご覧ください。開催趣旨
天文学の様々な分野で天文愛好家と研究者の連携が図られ、数多くの成果が生み出されています。アマチュア天文家によって発見された新天体が天文学に重大な知見を与えた例は枚挙にいとまがありません。彗星・新星・超新星はもちろん、小惑星からガンマ線バースト残光に至るまで"新天体"に興味を持つ方々と各分野の研究者とが交流を持つことで、天文学の新たな発見に繋げ、新天体捜索活動の学術的価値および文化的価値をより一層高めることを目的としています。
2004年に超新星発見者である串田麗樹さん、広瀬洋治さん、佐野康男さん、板垣公一さんを発起人として「第1回超新星捜索者の集い」が横浜で開催され、2008年には「第2回超新星捜索者の集い」が西はりま天文台で開催されました。これらの参加者からは、より大きな交流が図られるように「超新星」から「新天体」へと会の発展を希望する声が多数あり、また最近の新天体サイエンスの深化に新天体捜索者の活躍が多大に寄与していることから、このたび「第1回新天体捜索者会議」を開催することとなりました。天文愛好家と研究者とのさらなる交流・理解を深め、新たな成果を創出することを目指します。
今回は精力的な新天体捜索活動で有名な板垣公一さんが超新星発見100個を達成されたことも記念し、板垣さんが発見した超新星2005czや超新星2006jcのレビュー講演をはじめ、理論的に予測されながらも未発見の天体について議論する予定です。また、これから捜索活動を始めようと考えている初心者向けに、なよろ市立天文台に設置された望遠鏡を使っての超新星捜索観測も実践する予定です。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
日 時
2015年10月2日(金)午後3時〜10月4日(日)正午(1日のみの参加も歓迎です。)
会 場
なよろ市立天文台
〒096-0066 北海道名寄市字日進157番地1
内 容
新天体捜索活動の紹介、新天体の研究発表、超新星捜索観測実践、特別公開講演会、全体討議など。
*プログラムの詳細は→こちら
特別公開講演会(第1部)
『天体の名前はどうやってつけられるの?』
山岡 均(九州大学大学院理学研究院)
●日時●
2015年10月3日(土) 14:00-14:40
●内容●
天体の名前はどのようにつけられるのでしょうか。新天体の命名はもちろん、太陽系外惑星系の名前についてのトピックスもまじえて、天体の命名についてお話します。
特別公開講演会(第2部)
『超新星発見100個の軌跡』
板垣公一(東亜天文学会理事)×佐野康男(なよろ市立天文台長)
●日時●
2015年10月3日(土) 14:40-15:20
●内容●
超新星捜索の極意をお伝えする超新星発見者2人によるトークショーです。
特別公開講演会(第3部)
『南の島で美(ちゅ)ら星さがし』
宮地竹史(国立天文台石垣島天文台所長)
●日時●
2015年10月3日(土) 15:20-16:00
●内容●
日本最西南端の石垣島に作られた国立天文台の電波望遠鏡と光学望遠鏡「むりかぶし」の紹介と、この望遠鏡を使った美ら星さがしのお話です。
*特別公開講演会のみの聴講は、参加登録の必要はありません。無料です。直接会場までお越しください。
参加・講演申し込み
どなたでも参加登録いただけます。
こちらの申し込みフォームからお申し込みください。
《申し込み締切》
早期申し込み:2015年9月1日(火)
講演申し込み:2015年9月18日(金)
参加申し込み:2015年9月25日(金)
参加費
参加費は無料です。
宿 泊
宿泊は【なよろ温泉サンピラー(1泊:6,000円)】・【森の休暇村コテージ(1泊:2,000円)】を特別料金にてご利用いただけます(いずれも相部屋でのご利用になります)。他の宿泊施設をご希望の方は、各自で予約をお取りください。 特別料金を設定しておりますので、早期申し込みにご協力ください。
旅費補助
《早期申し込みをされた方が対象です》
助成金の採択状況に応じて、少額ですが旅費を補助できる場合があります。発表する学生や遠方よりお越しの方に優先的に補助する予定です。対象者および補助金額に関しては、実行委員会で協議の上、決定いたします。ご希望に添えない場合は、ご容赦ください。
情報交換会
10月3日(土)になよろ温泉サンピラーにて開催します。会費は4,000円を予定しています。
主催・共催・後援
主催:新天体捜索者会議実行委員会
共催:国立天文台・なよろ市立天文台
後援:東亜天文学会・名寄市・名寄市教育委員会
助成団体
本会議開催にあたって、以下の団体から支援されています(50音順)。